期待する成果を出すための一歩!

コアネット教育総合研究所の川畑浩之です。

新年度がスタートして、ようやく落ち着いた頃でしょうか。

年度の目標があり、その目標を達成するために
いろいろな動きをすることになりますね。目標を実現するために、
計画や人的な配置をするわけです。

とりわけ、注目したいのは、
新しくなった(できた)組織やプロジェクトチーム。

学校として、変化に対応するために、
「期待される」組織やチームですから、期待される成果を出したいところ。

ところが、
上手くいくことばかりではありません。

当然といえば当然ですが、
「期待される成果:ゴール」が曖昧であれば、命じた方も命じられた方も
戸惑うことになります。

また、ゴールが決められていたとしても、ゴールの理解がそれぞれ一致していないと
期待するレベルまでたどり着きません。
命じられた方は、低いゴールを想定しがち。


新しくスタートして、もうすぐ1か月。このタイミングで

管理職の先生、リーダーの先生、
ここで、メンバーとの面談やヒアリングをしてみませんか。

私は、4月から新教育推進室。
ゴールを明確にしつつ、前進・推進していこう!

学校組織のリーダーシップとは

みなさん。こんにちは。コアネット教育総合研究所の川畑浩之です。

16日に関西での講座が終わりました。
(東京は6月25日(木)が最終です)

テーマは入試広報です。私学にとって「力を入れるべき」校務のひとつ。
個の力を発揮することはもちろんのこと、「チーム力」も必要です。

講座の中では詳細に触れることはできなかったのですが、
学校のような組織、つまり上下関係がはっきりしていないような組織では、
独特なリーダーシップが必要だと考えています。

学校の場合、組織上の上下関係はゆるく、かつ金銭的な報酬を発揮できない(しにくい)
という組織です。

これまでの講座では、リーダーシップには、
「支配型」と「サーバントリーダーシップ」という2つのタイプがあります。
私としては、
メンバーが活躍できる環境を作ることで、成果を出すような「サーバントリーダーシップ」を
推奨するという解説をしていました。

今回からは、
もうひとつのリーダーシップ論を知りましたので、こちらも加えての
紹介を行うようにしました。

それは、「シェアドリーダーシップ」という考え方です。

「今日のように、曖昧で不確実性が高い環境で組織がミッションを 果たすためには、1人や少数のリーダーシップに依存するのでは なく、組織のメンバーの誰もがリーダーシップを発揮することが 必要となります。これを、シェアド・リーダーシップと呼びます。」(7月14日DMより)

簡単に言うならば、ひとりひとり(全員)がリーダーシップを発揮することで、
成果を出すということですね。

この考え方は、立教大学石川淳先生から学んだ考え方です。
石川先生との出会いは、2年前に行った大学の学部長取材です。
石川先生は立教大学経営学部の学部長です。


この取材では、多くの学びを得ることができた「奇跡の取材」となりました。

実は、
7月14日(火曜日)、18時30分から
新宿にて、講演会を行うことが決まり、告知されています。

講演のタイトルは、
変革の局面で求められる「シェアドリーダーシップ」
ー肩書のある人だけがリーダーシップを求められるわけではないー


きっと新しい視点をもつことができると
考えています。

7月14日にお会いしましょう!

学校の取り組みを、魅力的に「広報」するために必要なこと

みなさん、おはようございます。
コアネット教育総合研究所の川畑浩之です。

現在、入試広報の担当者向けに、講座を開催しています。
次回は、5月28日(木)、関西では6月2日(火)です。

28日(木)では、
学校の「うり」を広報するために必要なこと、というテーマで、
品川女子学院の平川悟先生にご登壇をいただきます。

http://www.shinagawajoshigakuin.jp/

私学は、建学の精神があり、
熱い情熱をもった創業者、先生方により学校経営が行われてきた存在です。

現在は、
少子化の影響もあり、しっかりと教育の成果を出し、広報・PRをしていかないと、
生徒を獲得できない、という時代です。

そういう意味では、募集・広報という業務は大切な校務です。

前置きが長くなりましたが、
先日、取材しました、品川女子学院の平川先生とのお話を
少しだけご紹介します。

平川先生は、
「入試広報部長は、学校のプロデュサーである。AKBで言うならば
 秋元康さんのような存在である」と語ります。先生のお話に大いに賛同した私は
すっかり、平川先生のファンとなりました。


品川女子学院は、いち早く「女子校でキャリア教育に取り組む」、しかも
企業とのコラボレーションを行うなど、ビジネス寄りのプログラムを実践しています。
プログラムの総称を「28プロジェクト」命名されています。
ご存知の方が多いと思います。

もちろん、教育の内容として、素晴らしいプログラムです。

しかしながら、
ここまで「有名になった」理由は、魅力的な広報活動があると思います。
その仕掛けは、平川先生の力、プロデュース力によるものでしょう。

その秘密は、講座で語っていただけると思いますが、
このブログでは、ひとつだけ。

私が思うに、
平川先生の「学校愛」と「情熱」であると思います。

先生ご自身が、ビズネス書を多く読み、募集戦略を考え、
先生方とコミュニケーションを取っています。

実は平川先生は、意外と「お若い!」のですが、学校愛と情熱ある
先生の言動に賛同者が増えていることと思います。

そういう意味では
広報の担当者が、自分の学校を大切に思い、情熱を持って
行動している姿がポイントになる……。

品川女子学院は、
「こういう力を育成して、社会に送り出す」という、はっきりとした
教育目標、育成したい生徒像があり、確実に育成するような教育プログラムがあります。
そして、そのことを情熱ある広報の先生が、(戦略的にも)PRしているのですね。

湘南学園 入試広報のポイントは「チームづくり」!

みなさん、おはようございます。
コアネット教育総合研究所の川畑浩之です。

5月となり、学校説明会が始まりました。神奈川の場合、4月29日の外部フェアーで
告知をして、5月に「学校説明会」というパターンが多いように思います。

台風の影響が心配されましたが、大きな影響もないような予報です。

学校説明会は、入試広報の業務の中でも、大きな(負担のある)業務です。

よい学校は
受験生と学校との出会いの場と位置づけ、まさに「おもてなし」の心で
対応しますね。

来校者の動線の確認から、もちろん話の内容まで、
沢山のことを考えて、多くの人(先生)の協力のもとで、運営されます。


校務として、説明会を経験することは、大きな意味があります。
それは、
「何をするべきか」「何をしなければならないのか」など、できていること、
できていないことが確認できるからです。

ところで、
「説明会の数を増やす!」ということは、かなり大変です。

また、体験型のイベントをすることも
多くの人の協力を得なければならないし、運営も複雑になるため、
「やりたくてもできない」「やってほしくてもできない」となりがちです。



先日、湘南学園の佐伯佳奈子先生に取材をしました。

湘南学園は、
1,000名を割り込んでいた「応募者数」が、1,500名まで回復している学校です。
佐伯先生は、入試広報部のリーダーとして、ご活躍です。

合格実績を向上させたこともあると思いますが、
やはり、佐伯先生のリーダーシップのもとでの「募集・広報」の頑張りが
大きな要因です。

「チーム湘南学園」という言葉が象徴的ですが、
学校説明会の数を増やしたり体験型のイベントのメニューの豊富であったり
充実したイベントを開催しています。

先に紹介したように、
イベントをやるのは、大変です。増やすとなると、反対する先生もいることでしょう。

でも、佐伯先生の「(学校愛に裏付けされた)巻き込み力」により、
「チーム湘南学園」が結成されて、充実したイベントが開催されています。

佐伯先生は
「私学の教員は自らが商品です。そのような気持ちをもって、来校者に接してもらいたい」
語ります。

「ひとりひとりの先生に『何をしてもらいたいのか』を明確にして、賛同を得ること
そして、必ず『フィードバックをすること』を忘れない、ことがチーム作りのポイントです」と
その秘訣を教えてくれました。


http://www.shogak.ac.jp/highschool/

ぜひ、学校Webサイトをご覧ください。
そして、「オープンキャンパス」をクリックしてみて!

5月14日(木)からの「入試広報パワーアップ講座」の準備

みなさま、連休に入りましたね。
コアネット教育総合研究所の川畑浩之です。

今回の講座は、
ゲストスピーカーが登壇するというスタイルです。
まだ、公開していない情報を、ここで公開しますね。
(※ タイトルは予定です)
http://www.core-net.net/seminar/form/2015/20150514.html

ここからが初公開の情報です!
第1回 5月14日(木)
湘南学園の佐伯先生 : チーム広報の作り方など

第2回 5月28日(木)
品川女子学院の平川先生 : 学校の「うり」を広報するために必要なこと

第3回 6月11日(木)
日能研関東 巣鴨教室の室長 船橋先生 : 学習塾の訪問の在り方

第4回 6月25日(木)
ゲストスピーカーはいないのですが、
参加された先生方がスピーカー。

できるだけ具体的な事例を届けること、参加型の講座を目指しています。

なぜなら、
貴重なお時間を頂く講座のゴールは、「成果」を出せることに意味があると
考えているからです。

全部で4回の講座です。連続して受講していただきたいな〜。

私学の外部フェアが熱い!  私学の魅力を伝えるためにやるべきこと

みなさん、お世話になります。
コアネット教育総合研究所の川畑浩之です。

私は5月・6月に「生徒募集に関する」セミナーの講師をします。
かなりの重責で、プレッシャーです。

貴重なお時間を拝借するのですから、「意味のある」セミナーと
なるように、思案中です。もちろん、取材も実施。

取材をする中で、
「私学人気を盛り上げるためには、
私学ファンを増やす、すそ野を拡げるということが大切だ」という
意見を聞きます。

「その通りです!」

私は私学が協力して参加・企画する外部フェアは、私学ファンを拡げる
よい機会だと考えています。

なぜなら、ホテルやイベント会場で開催するので、一般の方にも
PRできますし、「ちょっと見てみよう!」「ここにこんな学校がある」など
注目されるからです。

私は
4月19日(日)渋谷 夢限大  
4月26日(日)大阪・京都の外部フェアを取材。

大阪では、女子中学16校が集結。


京都では


学校の先生にお話を伺いました。
参考になります。先生たちの頑張り。


5月からスタートするセミナーでは、
「ポスター」に注目!外部フェア会場の主役は、学校案内よりも
ポスター(掲示物)だと思います。

私の好きな芝のポスター、今年はこれ↓


        ↓


    
これはセミナーで紹介しよう!

あと大阪の女子中フェアも凄すぎる。
こちらもセミナーで。ぜひご参加ください・・・。

GCP in NY  (グローバルチャレンジプログラム  事後学習会 の開催!)

みなさん。
おはようございます。コアネット教育総合研究所の川畑浩之です。

4月29日(祝・水)の午後に、次のイベントを開催します。

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「グローバル・チャレンジ・アワード2015 発表会」
〜グローバル学習における日本の中学生の頂点に立つチームはどこか!?〜

2014年9月に説明会・選考会を開催してスタートしたグローバルチャレンジプログラム。
「ニューヨークで新聞記者になって、取材せよ」というインターンシップを経験するプログラム。

※ 詳細は、
http://www.core-net.net/gcp/index.html  ご覧ください。



4チーム、22名の生徒が、
プログラムで作成した記事・紙面、学んだことを「英語」でプレゼンテーションします。

そして、
4チームが一生懸命に取り組んだ紙面から、1チームだけを選び「本物の紙面」にするのですが、
その最優秀チームを、29日に発表します!

一般公開していますので、ご来場ください。


3月30日 帰国 成田空港にて。私も引率者として写真の中にいます。