学校組織のリーダーシップとは

みなさん。こんにちは。コアネット教育総合研究所の川畑浩之です。

16日に関西での講座が終わりました。
(東京は6月25日(木)が最終です)

テーマは入試広報です。私学にとって「力を入れるべき」校務のひとつ。
個の力を発揮することはもちろんのこと、「チーム力」も必要です。

講座の中では詳細に触れることはできなかったのですが、
学校のような組織、つまり上下関係がはっきりしていないような組織では、
独特なリーダーシップが必要だと考えています。

学校の場合、組織上の上下関係はゆるく、かつ金銭的な報酬を発揮できない(しにくい)
という組織です。

これまでの講座では、リーダーシップには、
「支配型」と「サーバントリーダーシップ」という2つのタイプがあります。
私としては、
メンバーが活躍できる環境を作ることで、成果を出すような「サーバントリーダーシップ」を
推奨するという解説をしていました。

今回からは、
もうひとつのリーダーシップ論を知りましたので、こちらも加えての
紹介を行うようにしました。

それは、「シェアドリーダーシップ」という考え方です。

「今日のように、曖昧で不確実性が高い環境で組織がミッションを 果たすためには、1人や少数のリーダーシップに依存するのでは なく、組織のメンバーの誰もがリーダーシップを発揮することが 必要となります。これを、シェアド・リーダーシップと呼びます。」(7月14日DMより)

簡単に言うならば、ひとりひとり(全員)がリーダーシップを発揮することで、
成果を出すということですね。

この考え方は、立教大学石川淳先生から学んだ考え方です。
石川先生との出会いは、2年前に行った大学の学部長取材です。
石川先生は立教大学経営学部の学部長です。


この取材では、多くの学びを得ることができた「奇跡の取材」となりました。

実は、
7月14日(火曜日)、18時30分から
新宿にて、講演会を行うことが決まり、告知されています。

講演のタイトルは、
変革の局面で求められる「シェアドリーダーシップ」
ー肩書のある人だけがリーダーシップを求められるわけではないー


きっと新しい視点をもつことができると
考えています。

7月14日にお会いしましょう!