学校の取り組みを、魅力的に「広報」するために必要なこと
みなさん、おはようございます。
コアネット教育総合研究所の川畑浩之です。
現在、入試広報の担当者向けに、講座を開催しています。
次回は、5月28日(木)、関西では6月2日(火)です。
28日(木)では、
学校の「うり」を広報するために必要なこと、というテーマで、
品川女子学院の平川悟先生にご登壇をいただきます。
http://www.shinagawajoshigakuin.jp/
私学は、建学の精神があり、
熱い情熱をもった創業者、先生方により学校経営が行われてきた存在です。
現在は、
少子化の影響もあり、しっかりと教育の成果を出し、広報・PRをしていかないと、
生徒を獲得できない、という時代です。
そういう意味では、募集・広報という業務は大切な校務です。
前置きが長くなりましたが、
先日、取材しました、品川女子学院の平川先生とのお話を
少しだけご紹介します。
平川先生は、
「入試広報部長は、学校のプロデュサーである。AKBで言うならば
秋元康さんのような存在である」と語ります。先生のお話に大いに賛同した私は
すっかり、平川先生のファンとなりました。
品川女子学院は、いち早く「女子校でキャリア教育に取り組む」、しかも
企業とのコラボレーションを行うなど、ビジネス寄りのプログラムを実践しています。
プログラムの総称を「28プロジェクト」と命名されています。
ご存知の方が多いと思います。
もちろん、教育の内容として、素晴らしいプログラムです。
しかしながら、
ここまで「有名になった」理由は、魅力的な広報活動があると思います。
その仕掛けは、平川先生の力、プロデュース力によるものでしょう。
その秘密は、講座で語っていただけると思いますが、
このブログでは、ひとつだけ。
私が思うに、
平川先生の「学校愛」と「情熱」であると思います。
先生ご自身が、ビズネス書を多く読み、募集戦略を考え、
先生方とコミュニケーションを取っています。
実は平川先生は、意外と「お若い!」のですが、学校愛と情熱ある
先生の言動に賛同者が増えていることと思います。
そういう意味では
広報の担当者が、自分の学校を大切に思い、情熱を持って
行動している姿がポイントになる……。
品川女子学院は、
「こういう力を育成して、社会に送り出す」という、はっきりとした
教育目標、育成したい生徒像があり、確実に育成するような教育プログラムがあります。
そして、そのことを情熱ある広報の先生が、(戦略的にも)PRしているのですね。