変革の準備はできているのか

こんにちは。コアネット教育総合研究所の川畑浩之です。

学校の先生は忙しい。多忙である。
多くの学校に訪問するので、よく分かる。

先生はとにかく忙しい。日々の授業や会議、時には「突発的なトラブル」に対応。

世の中は変わり、学校は変化に対応することが必要だと言われます。

でも「生徒と向き合う時間がない」「将来を考える余裕がない」と
多くの先生が嘆きます。


こうした学校や先生たちの現状をふり返るときに、
『90日変革モデル』 ベナム・タブリージ 翔泳社 2008年
という書籍が参考になります。

出だしの箇所で、共感した箇所をご紹介(これから少しずつでも紹介したいと思います)

「走っている特急列車を修理しようと思ったことはあるだろうか。会社を変革するということは
走っている特急列車を修理するような困難と複雑さがある。経営難に陥っている会社は、業績が悪いからといって業務を止めることはできない。その代わり、日々行われている業務や会社全体の変革の取り組みを行いながら、業務を継続しなくてはならない。不可能なものに思えるかもしれないが、幸いなことに、企業を変革することは、走っている特急列車を修理するように非現実的で、実行不可能なものではない」(P39)

もちろん、会社を学校と置き換えての「解釈」です。書籍は語ります。
「90日間の変革の取り組みの準備期間として、会社を苦しめている原因を徹底的に調べる……」


変革の準備段階は、課題の発見です。

12月になりましたね。年度の途中ではありますが、
振り返る時期でもあります。

課題を見つけてみましょう。解決しなければならない課題は
何でしょうか?