期待される(されている)役割を知ることは大切だよね

こんにちは。コアネット教育総合研究所の川畑浩之です。

新学期がはじまり、新たな仕事に取り組んでいる方も多いと思います。
例えば、役職が変わったりはじめての仕事を任されたりなど。
あなたは周囲の期待に応えないといけませんね。


そういうあなたに、お勧めしたい本を見つけました。
『世界中の調査からわかった「組織で評価されない人」の共通点 
残念な人の仕事の中身』(ロバート・W・ゴールドファーブ 川村透=訳 大和書房2011年)
コンサルタントである作者がこの本を書いた理由として、
「これまであなたが気がつかずにおかしてきた『キャリアに響く失敗』をうまく乗り越える道案内をしたかったからです」とあります。


今、新しい仕事を始めようとする時に、「失敗」なんて
縁起でもない、なんて思わないでください。

新しいことを始めるときだからこそ、聞いてみてほしいのです。
「周囲の人があなたに期待していることは何か」ということを。


この本では、評価されない人の特徴を12のカテゴリーに分類しています。

1.一貫生の欠如
2.役割の無理解
3.ジコチュー
4.傲慢
5.頑固
6.理論至上主義
7.偏見
8.変化への抵抗
9.仲良しクラブ
10.まかせない
11.問題の誇張
12.無用なユーモア   とあげています。

「避けるべき行動」と「避けるための方法」を事例をあげて紹介しています。そして
12の特徴を交えて解説をしています。

仕事の成果も大切ですが、周囲の人からどう思われているのか、ということも
大切なことです。

だから、「今、あなたが期待されていることは何でしょう」ということを
是非、周囲の人に聞いてみませんか。残念な人にならないためにも。


私が期待されていることは、
原稿の締め切りに間に合うことだとか〈役割の無理解)、打ち合わせの時間を短くすることか(ジコチュー)。
25日(水曜日)は9時から会議だから、多くの人と会います。ちょっと、聞いてみよう。

おわり。

(この記事は2012/4/25に書かれました)