「やりたい教育が見えている!」    日本工業大学付属駒場中学校高等学校 の事例をお届け

こんにちは。コアネット教育総合研究所の川畑浩之です。

先日、留学ジャーナル様との打ち合わせをする中で、
このようなご案内を頂きました。

NASA教育プログラム」のひとつで、NASAの所員が小・中・高校生を
対象に、ロケットの仕組みなどを「実験」しながら解説するという教育プログラムです。
もちろん、英語での教育プログラム。

生徒の関心や意欲を高めることを目的にしています。

この教育プログラムを、「無料で体験できるのですが、どこかの学校を
ご紹介ください」と依頼されたのです。

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すると、いくつかの中学・高校様が立候補していただきました。

中でも、日本工業大学付属駒場の事例をご紹介!

ご紹介したくなった理由は、次の3点です!

1.実施することを決めた「決断の早さ」
2.学校の外部にも公開するという「企画力」
3.その企画をプレスリリースした「広報力」

私がコアネットのメンバーに伝えてから、
2日程度で学校が名乗りを上げました。決断が早い!

同時に、その実験プログラムを「外部公開のプログラム」にしたということです。
外部公開とは、
受験生のための「学校説明会」で告知して、来校者の動員策にしたことです。

その決断・行動力・企画力は、見事です。

多くの学校は、外部の取り組み(外部資源)を起用することには、
多くの課題もあり、なかなか決断できないものです。

そして、この企画をマスコミなどに「プレスリリース」をしたところ、
各所で取り上げられたそうです!学校のイメージを広く訴求できたことでしょう。

すべてのプログラムが終わり、広報の大塚先生に取材をして、
「なぜ、早くに決断でき、企画をして、外部広報ができたのか」の理由が分かりました。

それは、
「学校として生徒に提供したい教育が明確になっているから」という点に
ありました!

今回の「NASA教育プログラム」が、学校として提供したい教育である、
生徒に体験させたい内容であった、ということです。

だから、実施することの決断と学校イメージを訴求するための
外部公開とプレスリリースまでの取り組みが実行できたのだと思います!

NASAの方が実験していることもあって、生徒の歓声が大きく、
なかなかの反応でした。
大塚先生を始め、広報の先生方、お疲れ様でした。


ところで、
みなさんの学校では、
「めざす教育」「行うべき教育」が見えています?